サムライブ
今から約10年ほど前の話。
私は、親友からとあるアーティストのライブへ行こうと誘われます。
それまで私はコンサートやライブの類は行ったことがなく、えーライブか…と気の無い返事をしてしまいました。
高い、見えない、人がいっぱい。
そんなイメージが先行し、大好きなアーティストでもちょっとな…とか考えていたら
「ライブハウスだから結構近くで観られて絶対楽しめるよ!行かないと後悔するよ!」
と親友に熱弁され、人生経験の一環として行ってみようかと一緒に行くことになりました。
当日、ライブハウスへ向かう間に親友からライブの所作と楽しみ方の講義を受け、いざ会場入り。
思った以上にコンパクトな規模間で、これは本当に彼の顔を拝めるかも?と淡い期待と緊張が入り混じります。
ソワソワし出す私に、親友がほーら楽しいでしょ?と言わんばかりの笑み。
悔しくて軽くビンタした記憶が(もちろんあとから謝りました)。
待ちの時間、ライブハウス特有の空気感が私の五感を最大限に刺激し
入場30分後には完全にキマった痛めの女が完成です。
暗転して最初の曲がかかった瞬間、反射的に"うぉあぁぎゃぁぁあああぁあ!!"と叫んでいました。
飛んで歌って頭を振り乱して汗だくになって楽しみ尽くして、見事にライブマジ最高じゃーん!マインドへ転換です。
狂う私を見て親友がドン引きしているのが横目に確認出来ましたが、そんなことお構い無し!
帰る頃には再び彼に会うためにファンクラブへの入会を決め、再びのライブ参戦を心に誓うのでした。
そこから3年の間、複数回のライブに参戦し愛しの彼をこの目に焼き付けて回りました。
そのうちの1回は最前列のチケットが当たり、公式SNSに載ることができました。あと聖水(汗)を浴びました。飲んでいたお水かけて!!って叫んだら、何言うてんねんて笑って貰えました。ハイタッチした手は翌々日まで洗いませんでした。気持ち悪いって言わないでいただけると嬉しいです。
そんな私の若き日の推し サムライギタリストMIYAVI との思い出でした。

